抗うべきか、共に生きるべきか…

頭髪に関しては、若い時からずっと気にし続けているテーマであります。

というのも、わたしの父方、母方の祖父から大阪市で薄毛の治療に励む薄毛男子なのです。

特に、過去に目にした文献によると母方の血統に薄毛があるとほぼ9割の確率で遺伝するとか、しないとか。

そんな意味だと完全なる血統のサラブレッドかと思い、抗うべきか、それとも認めて共に生きるべきか…悩ましいところがあります。

もちろん毛が薄いことがセクシーなどと言われる竹中直人さんやジャン・レノさんになれたらいいのですが、そこまでの自信もなく、やがて来るかもしれない日をただただ恐れるだけで、今の年齢になりました。

ただやはり何もすることなくと言っても、若い時から気にしているデリケートな問題ですので、出来る限り清潔に保っていたいなとは常々思っています。

ただ、そんなわたしもようやく来るべき日が来たのかと遂に覚悟を決めるようなことに気がつきました。

ある日、鏡を見ると前側から少しずつ薄くなっているような…額のMの字が広くなっている気がしたのです。

よく今まで持ってくれたと頭皮と毛髪に感謝しつつ、後退が急激に進まないように、決して争うわけではなく、できる限り進行が遅くなり、あわよくば…増えたらいいなと今までのケアを続けつつ、頭皮のマッサージ機を購入しました。

女性用のお顔のマッサージもできる物なのですが、とっても気持ちがいいですね。

自分の指で行うマッサージとは全く異なる気持ちよさ。

まだ頭髪が育ったかは感じられませんが、この気持ちの良さならば続けられそうです。

こうして、わたしは40代に入ったところで薄毛に抗い、育毛の道へより深く足を進めることを覚悟したのです。